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今回注目したニュースは、台湾の旧正月のおせち料理についてです。
旧正月に向け コンビニ2強、おせち商戦活況/台湾
(台北 9日 中央社)来月5日の旧正月(春節)を前に、コンビニのおせち料理の予約が好調だ。台湾のコンビニ2強、セブン-イレブン(統一超商)とファミリーマート(全家便利商店)はそれぞれ、今年の売り上げについて前年比20%増を見込んでいる。コストパフォーマンスの高さや、有名店の味が手軽に楽しめることが売りのコンビニおせち料理。統一超商では、予約がすでにピークに達しつつあるという。同社は、気温が下がるにつれて、今後2週間は鍋物の注文が増加する見通しを示している。また南部の消費者は、北部でしか展開していない有名レストランの商品を購入する傾向があると分析した。
全家便利商店は、少人数世帯のニーズに対応しようと、量を少なめにした商品もそろえた。芸能人や有名シェフが手掛けるレストランの商品のほか、ベジタリアン向けの料理も販売している。
(蔡ホウ敏/編集:楊千慧)
台湾の旧正月にも、日本のお正月のようにおせち料理を食べるのですね。
台湾でのお正月の習慣や、おせち料理としてどんなものを食べるか気になったので調べてみました。
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台湾の旧正月の習慣は?
2019年の春節は2月5日で、春節を祝うために、台湾では2019年2月2日から2月10日までが9連休となります。
中華文化圏の台湾では、春節には自宅やお店などの玄関の門に「福」の文字を上下逆さまにして飾る「倒福」という慣習があります。
また、台湾でも、日本のお正月と同じようにお正月飾りや年賀カード、年越しのご馳走の食材やお菓子などを用意します。
台北の迪化街では春節前の1週間、年越し商品を売る「年貨大街」という歳市が行われます。
大晦日「除夕」には先祖様と神様のお供え物(果物、お花、お肉など)を用意し、朝から神様と世相様を祀り、今年一年の感謝と来年の願い事をします。
「除夕」の夜は家族親戚で集まって食事をします。この食事を年夜飯(團圓飯)と言います。
春節の元旦にあたる「初一」は爆竹を鳴らして祝い、料理はしないで大晦日までに作って余らせたものを食べます。
お年玉は紅包(ホンパオ)と言い、字の通り赤いポチ袋にお年玉を入れて渡します。この紅包は、大人が子どもにあげるだけでなく、祖父母やお世話になっている周囲の人にあげます。
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初詣は、お寺(廟)に行きます。三国志の関羽が祀られている廟である台北の行天宮では、除夕から旧正月にかけては、年に一度、神様(関羽)が戻ってくる日として、普段は閉まっている門が全て開かれます。
レストランや夜市は旧暦の大晦日から1月4日まで休むところが多いです。
デパート・ショッピングセンターは大晦日は18時に閉店し、翌日の旧正月からはいつもどおり営業します。
台湾のおせち料理はどんなものを食べるの?
「年菜」として用意される料理とその意味
・アワビ料理…「開運」を意味する
・鍋料理…「団欒」を意味する
・魚団子…団子の丸さが「家内円満」とつながる
・大根餅…「大根」が台湾語で「幸先が良い」という意味と同じ発音なので
・餃子…財運アップ
・丸ごと鶏の漢方煮…家族みんなに福が訪れますように
・魚料理…「年年有餘(年年有余)」十分なお金の余裕があるという意味で、この「餘」と「魚」の発音が同じことから、魚をわざと残すと余裕のある年が過ごせる
個人的には日本のお節料理より、台湾のお節の方が好きです。
まとめ
台湾の旧正月は春節と言いますが、習慣は、玄関に飾りをつけたり、お正月飾りや年賀カード、年越しのご馳走の食材やお菓子を用意するなど、日本のお正月との共通点が多いです。
春節は連休があり、デパートの営業時間が変わったり、レストランや夜市で休むお店が多かったりするので、この時期に台湾旅行に行くなら、注意が必要です。
この春節の終わり、旧暦の1月15日元宵節にランタンフェスティバルが行われるのです。
2月に台湾旅行に行ける方は、台湾人の年末年始のお祭り気分を存分に楽しむことができますね。
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