日台国際交流

国際結婚も怖くない!台湾人の旦那さんと円満家族を築ける秘訣とは?

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ミニー
こんにちは!ミニーです。
趣味で、多言語多国籍交流サークルに所属しています。

 

多言語多国籍交流とは、例えば、台湾や中国の人と中国語で、韓国の人と韓国語で、アメリカ人とは英語でコミュニケーションをとれるように、色々な国の言葉を学んだり日本に来ている留学生とコミュニケーションをとったりしています!

サークルでの多言語多国籍交流では、留学生と一緒におでかけをしたり、ホームステイのプラグラムもあり、その場合はホストファミリーと【家族になる】ことを目標に、交流をします。

 

こういったイベントは、楽しいのですが「期間限定イベント」な感じもあり、がんばって家族になろうとしても、お互いの言葉がうまく通じず、意思疎通ができずに、結局「一時的な繋がり」の交流になってしまっていて、日ごろから悩んでいました。

 

ミニー
でも、国際結婚で家族になるという場合もあるじゃないですか?

国際結婚で外国の人と家族になり、円満な家庭を築いている人は、どんな風にコミュニケーションをとっていて、どうしたら意思疎通がうまくいくのか、知ることができたら、今後サークルでの活動にも活かせるのではないかな?、なんて思っていたのです。

 

ミニー
そしたら、偶然、身近な人で、台湾人の旦那さんと国際結婚をしていて円満な家庭を築いている方に、国際結婚でもコミュニケーションがうまくいっている秘訣を伺うことができたのでした。

 

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台湾人の旦那さんと円満家族を築ける秘訣とは?

Q.台湾人の旦那さんはどんな人?

ミニー
こんばんは!早速ですが、旦那さんがどんな方か、また、出会いのきっかけについて伺ってもよろしいですか?

 

うちの夫は台湾人って言っても、子どものころに日本に来て、日本で住んでいる歴も長く、彼が中学生の時に日本に帰化しているの。
Aさん

 

ミニー
そうなんですね!旦那さんは日本で住んで長いし、国籍的には日本人なんですね!

それじゃあ、知り合った時には台湾の人って気がつかなかった?

 

うん。全く…。最初は全然、気がつかなかった!

でも結婚するっていうか、その前提で親に紹介するタイミングになって、実は…ってカミングアウトされて、そこで初めて知った…。

Aさん

 

ミニー
そうなのね。普段話していても、全く違和感なかったんですね。

 

台湾の人って見た目は日本人と変わらないし。彼は中身もほとんど日本人と変わらないし。

彼は、私の前では日本語しか使わなかったしね…。

Aさん

 

ミニー
確かに、台湾の人って見た目だとほんと、日本人と変わらないですよね!

それで日本語しか話さなかったら、日本人だなって普通思いますよね。

 

Q.台湾人の旦那さんやご家族とのコミュニケーションはどんな感じ?

ミニー
それじゃあ、日ごろ、旦那さんやご家族とのコミュニケーションはほぼ日本語ですか?

 

彼は家では日本語しか話さないね…。でも義両親とは中国語(北京語)を使うかな…?

彼自身、中国語は大人になってから、「やっぱり必要かな?」って思って後から勉強し始めたって言ってた。

Aさん

 

ミニー
お義母さんやお義父さんとのコミュニケーションはどう?

 

彼の両親は大人になるまでずっと台湾にいたから、義両親二人で話す時は中国語(北京語)を話しているけれど、特にお義母さんは日本に来てから今までずっと仕事をしているから、日本語ペラペラだし、英語も話せちゃう。

私と話をする時も、普通に日本語で会話できる。

Aさん

 

ミニー
お義母さん、日本語だけでなく英語も堪能なんて凄いねー。

それだとご自身とお義父母さんとのコミュニケーションでも困ることが無いよね!

そんなお義母さんから、お子さんたち、中国語を習ったりすることってある?

 

今は遠くに住んでいるので会うことないけれど、前、近くに住んでいた時は、中国語で絵本の読み聞かせをしてもらったりしてたよ。
Aさん

 

ミニー
えー!凄い!

 

でも、お義母さん、その読み聞かせの時、いらん日本語の翻訳をいちいちつけるから、どうも微妙な感じになっちゃってて…。
Aさん

 

ミニー
なるほど!

でもちょうど聞く耳ができる時に生の中国語の発音を聞けるの、うらやましい!

 

そうなんだけど、まあ、でも今は離れちゃったし、子どもたちにわざわざ中国語を習わせたり、教えたりもしてない

本人たちがもう少し大きくなって、自分から勉強したいって思うまで待とうと思っているんだ…。

Aさん

 

ミニー
自主性に任せているのね。確かに、語学は無理やりやらせても、身につかないものね。

ではご結婚されてからご自身が中国語を勉強しようと思ったりはしなかった?

 

実は、彼と出会う前に、中国語を使う機会があって、少しだけ勉強していたことがあったんだけど、彼と話す時には全く使わないから、もうすっかり、忘れちゃった。

結婚をした時に、彼の親戚の方にご挨拶をしに台湾に行った時、挨拶を覚えていったけれど、うまく通じなかった。それきり。

Aさん

 

ミニー
旦那さんと出会う前に、たまたま中国語の勉強をしていたなんて、すごい。

もともと国際交流とかされていたのですね!旦那さんとは出会うべくして出会ったのね!

それでも普通に日本語が通じて中国語を使う必要がないんだったら、やっぱりわざわざ勉強しないよね。

 

Q.台湾人の旦那さんやご家族と生活習慣や文化の違いを感じることはある?

ミニー
それでは、台湾人の旦那さんやご家族と、生活習慣や文化の違いを感じることはありますか?

 

台湾人は女性も外で働くのが当たり前だという考え方があるから、そこで意見がぶつかることはない。

それに、彼はそんなに、自分の考え方を人に押しつけたりすることはない

敢えて台湾人らしいところを上げるとしたら、家族を大切にすると言うところ。

結婚のタイミングで台湾に行った時、親戚中の人が大勢集まってくれたのが、家族を大切にする台湾人らしいと思った。

 

それから、外食は好きなので、週末は良く外食に行くよね。それがすごい助かっている!

Aさん

 

ミニー
外食好きなのは良いねー。夕食を作らなくてすむと、ちょっと楽できるしね。

旦那さんは台湾っぽい料理を食べたがったりとかする?

 

料理もあんまり台湾にこだわることがなくて、何でも食べるよ。
Aさん

 

ミニー
ふだんお料理をする時は、台湾料理っぽいのを作ったりすることもあるの?

 

ない!台湾料理、作るのはめっちゃくちゃ難しいから。

卵とトマトの炒めものは好きで唯一何回か作っていたけれど、子どもが卵アレルギーだったから、それも作らなくなっちゃった!

Aさん

 

ミニー
旦那さんのご実家では台湾料理が出てくる感じ?

お義母さんからお料理を教わったりもした?

 

お正月に義実家に行くと、チマキとか、豚足とか出るよね。米粉でできたプルプルの何か蒸しものは美味しくて。

チマキを一緒に作らせてもらったこともあったけれど、結構大変で。チマキ、皮を巻くのが難しいし。

Aさん

 

ミニー
確かに、チマキは手間暇かかって大変そう。

でも台湾料理って美味しいよね。豚足、ご実家に行ったら食べられたら嬉しいね。

 

そうなんだよね。

だけど、今のところに引っ越してきてから、本当に会わなくなったな…。飛行機での行き来が大変で。

夫だけ、出張があれば実家に寄るけれど、子どもたちも全然お義父母に会ってないかも!

Aさん

 

ミニー
確かにその距離だと、なかなか会えないよね。我が家もちびっ子がいるから、飛行機乗るのが大変っていうのはわかる!

 

正直言うと、義両親とは、日本人と台湾人の生活習慣の違いを感じたところもあって。

同じ日本人同士でも嫁姑の関係ってうまくいかないことがあると思うのだけど、彼のお義母さんは「日本人と違うから」ということで許容できていた面もあったの。

でも、日本人固有の感覚を台湾の人に理解してもらえないのかな、と一度思ってしまったら、フラストレーションが溜まっちゃって、もう2度とお家には行きません、って思ってしまったこともあったのね。

Aさん

 

ミニー
そうなんですね。感覚的な所って、説明しても相手に理解してもらうのはとても難しいところですよね。日本人は細かいニュアンスが気になるけれど、台湾の人は、その辺が大らかなイメージがあります…。

 

Q.台湾人の旦那さんと結婚して日々の暮らしに難しさを感じたことはある?

ミニー
旦那さんと結婚して日々の暮らしに難しさを感じたことはある?

 

彼とは、ないなぁ。彼を日頃、台湾人って意識することもないし、台湾人だから付き合うのが難しい、みたいに感じたことはないかも。

ただ、結婚をしようっていう話になって、うちの家族に紹介しようとしたタイミングで、「急に実は自分は台湾人です」ってカミングアウトされた時に、自分の家族に結婚を認めてもらえるか?というところで少し悩んだよね。

 

実際、一応国籍的には日本人で、自分が付き合っていても台湾人とか日本人とか意識することが全くなくても、自分の兄は、彼の血が台湾人というだけで、あまり良い顔をしなかったから。

ただ、母は、やはり大賛成っていうか感じではなかったのだけれど、私がその時30歳を超えていたし、「そんなに結婚したいなら」って認めてくれたので結婚することができたんだけど…。

Aさん

 

ミニー
お母さんに認めてもらえてホントに良かった!

国籍関係なく自分の家族にパートナーを紹介する時って、お付き合いを認めてもらえるかどうか、一番緊張するものだしね。

 

じゃあ、普段はご自分が台湾人の奥さんって意識することはやっぱりあんまりない?

ご自分のお子さん達にはお父さんが台湾の人だよって説明したり、台湾の話をすることはある?

 

夫と暮らしていて、自分が台湾人の奥さんであるって意識することはほとんどない

子ども達にはお父さんが台湾人って言う話を日ごろから言い聞かせるようなことはしないけれど、たまに触れるくらい。

でも子どもたちも上の子たち二人は小学生だし、分かっているとは思う。

前に、世界の国旗を描く機会があった時に、台湾の旗を描いていたから。

Aさん

 

ミニー
そうなんですね。

 

義両親とコミュニケーションをとる時は、多少台湾人の奥さんであるって意識することが、あるかなあ。

今は距離があって会う機会もないけど、ちょっと近くに住んでいて、子どものお世話を手伝ってもらったりしていた時もあって、そこでちょっと感覚が違うなって思ったところから、だなあ、会いたくないなあっていう風に思ってしまうことがあったんだよね。

そんな時に彼の転勤で引っ越したことで、義両親との距離が離れてあまり会わなくなったら、心の距離もますます開いてしまって、コミュニケーションとるのが面倒になって、ちょっと疎遠になりつつあったの。

Aさん

 

ミニー
コミュニケーションって相手と常に向き合い続けないといけないですものね。無理に会わせようとしたら、心が疲れちゃうし、一度心の距離が離れると、そこから近づけるのはとっても難しい…。

 

今回、このインタビューの前に質問のアンケートをもらって、自分のことや夫、子どもたちのこと、いろいろ考えたけれど、一番気にかかったのはお義母さんのことで…。

 

今の、幼稚園児のうちの子と同じように小さい子どもを抱えた状態の時、1970年代の台湾に住み続けて一家で生活していくのが大変だから日本に移住しようと決意する、なんて並大抵の決意が無いとできないでしょ。

 

頼りにしている親戚はもともと日本にいたようだけれど、仕事もゼロから見つけたりとか、想像すると、本当に苦労されてきたんだなって思って。

 

そんな苦労をしみじみと想像しながら、質問のアンケートの答えを考えていたら、お義母さんに対して、自然と感謝の気持ちがわき上がってきて…。なんだか、今まで頑張ってきてくれて、本当にありがとうって自然に思えたんだよね

Aさん

 

ミニー
感謝の気持ちが湧き出てくると、今後のお付き合いの仕方も変わってきそうですよね。

 

近いうちにちょうどお義母さんのお誕生日があるから、ちゃんと電話して、いつもは子どもたちに「おめでとう」って言わせているけれど、今回は自分でもちゃんと「おめでとう」って伝えようと思うの。
Aさん

 

ミニー
それは喜ばれますね!

 

Q.今後の生活について

ミニー
今後、お子さんに対して、お父さんが台湾人であることについて、伝えて行きたいと思っていることはありますか?

 

もう少し大人になったら、お義母さんが日本に移住したばかりの時のことは伝えて行けると良いなと思います。
Aさん

 

ミニー
これからの社会は国際化がもっと進むから、お子さん達もいずれはお仕事で海外に行くこともあるかもしれませんよね。

そんな時にお義母さんの体験談は、参考になりそうですね。

 

ミニー
ご自身では台湾に住んでみたい、とかありますか?

 

台湾は暑いのが辛いので、住みたいっていう気持ちはないけれど、将来、また旅行で行ってみたい!美味しい台湾料理、食べたいですね
Aさん

 

ミニー
それは良いですね。台湾は日本から近いから、わざわざ台湾に住まなくても、いつでも気軽に遊びに行けますものね

 

まとめ

今回は、台湾人の旦那さんと国際結婚している方に、円満家族を築くための秘訣、コミュニケーションの取り方について伺いました。

 

今回お話を聞いた方が台湾人の旦那さんと円満家族を築けている秘訣は、言語の違いのストレスなくお相手の方や周りの家族としっかり向き合い、コミュニケーションをとってこられたことなんですね。

そして、お義母さまへの感謝の気持ち。これが円満家族を築くための最重要ポイントですね。

 

彼女の場合は、国際結婚と言っても、お相手の方の国籍は日本だし、もともと日本に住んでいて知り合ったし、ちょっと違うかな?そう思われる方もいると思います。それでも、日本人同士で結婚する場合とは、やはり違うのですよね。

 

今回の対談で、印象的だったのはお話を聞いた方が「彼は台湾人だけど、日本人と変わりがない」と何度も繰り返されていたことでした。確かにお顔は日本人と変わらないし、会話も日本語だったとしても、「台湾人」って聞くだけで「え?ちょっと喋るの緊張する…」って、なるのですよね…。

 

最初に「台湾人」っていう情報が入ってくると、自分はその人について何も知らないにも関わらず、勝手な印象で「こんな人ね」なんて先入観を持ちがちで、しかも日本人は日本以外の国の方に対して、まだコミュニケーションをとっていないにも関わらず、勝手に「外国人」=苦手って思いこんでしまうのです。

 

私が多言語多国籍交流活動での活動を行っている時に、相手の留学生の方と家族になりきれないでいる理由も、この「外国人」=苦手の壁を、まだ乗り越えられていないからなんだと思いました。

 

この壁を乗り越えるには、相手に対し、先入観を持たないで付き合うということ。そして、コミュニケーションを重ねることによって相手と信頼関係を重ねていきたいと思います。

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